Kindleで読めば、カンタンに「読書ノート」がつくれる(Kindle Your Highlights の使い方)

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紙で読むか。電子書籍で読むか。

巷では、この「どっちで本読むか論争」に決着はついていないですよね。
たしかに、それぞれにメリット・デメリットがある。

よく言われる電子書籍のメリットと言えば、

  • 持ち運びが楽(保管も場所をとらない)
  • ダウンロードしてすぐ読める
  • ちょっと安い

とか。確かにそこが魅力です。

一方で、紙の書籍のメリットと言えば、

  • すぐに書き込める
  • 書籍数はやっぱり紙の方が圧倒的
  • なんか読んだ気になる(けっこう重要)

とかがあったりします。

でも、私はいま、電子書籍の一択です。
なぜなら、電子書籍プラットホームの王者「Kindle」には、あまり知られていない最強の機能があるから。

それが「Your Highlights」
この機能を使えば、いつでもどこでも確認できる読書ノートをカンタンに作ることができます。

仕事で本の情報を引用したいときや、これまで読んだ本を振り返って考え事をしたいときなどに、すごく役立つのです。

Kindle Your Highlightsってなんだ?

Your Highlightsって何かといえば、Kindleでマーカーを引いた(ハイライトした)文章だけを抜き出して、Web上に表示してくれる機能です。

もし、すでにKindleを利用していてマーカーも引いたことがある人は、とりあえずYour Highlightsへ。
amazonのID/Passwordでログインしたら、以下のように、書籍ごとにマーカーを引いた(ハイライトした)文章が表示されるのです。

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evernoteにクリップすれば、それだけで「読書ノート」に

難しいことは言いません。
上記のYour Highlightのページをevernoteにクリップすれば、もう立派な「読書ノート」のできあがりです。

自分が「ここ重要」と思った文章だけが抜粋された、いつでもどこでも確認可能なオリジナルの「読書ノート」です。もちろん、このノートをevernote上でさらに加工して、本の要約や感想を書き加えることもできます。

evernoteであれば、全ノートからフリーワード検索もできるので、すぐに目当ての「読書ノート」にたどり着けますよ。

ひとつだけ注意

Your Highlightには弱点が1つあります。

Kindle電子書籍内に出てきた「画像」にマーカーを引くと(ハイライトすると)、Your Highlight上にその書籍の文章が一切表示されなくなってしまうのです。

なんとも恐ろしい弱点。
なので、マーカーを引く(ハイライトする)対象は「文字」だけにするよう、ご注意を。